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こんにちは、tamayulaです☆彡 今日は昨日の暑さから一変、少し肌寒いような気候ですね。 しとしと、雨もよく降ります☔ こういう気候変動の時に体調をがくっと崩しやすいので、 お体冷やさないようお気をつけくださいね さて、お客様たちとの対話から色々思うところがありましたので、 同じような悩みを抱えている方の一助になればと思いシェアさせて いただきます。(お客様たちの了承をいただいています) 長文になりますので、ご興味ある方は時間のある時にぜひ ◇プロローグ◇ ①脱力したくても身体がこわばってしまう、 ②進みたくても尻込みして一歩が踏み出せない、 ③質問されて自分のことを話すとき声が震えてしまう、 というようなお悩みのあるお三方がいらっしゃいました。 そういった身体的・心理的反応が出てしまうのは、 幼少期や思春期からだそうです。(現在30~50代)、 ①生き辛さを感じながらも自分の傾向として受け入れてきた、 ②いろいろセミナーやカウンセリングを受けたり、ご自身で 克服に向けて勉強され実践を繰り返している、 ③傷つくことはあっても、気にしないようにあえて努めてきた、 と、向き合い方は様々でした。 たまたま施術をさせてもらった時期が近かったのでとても印象的で、 そういった傾向に至った背景や体験はそれぞれでしたが、 お三方ともに、幼少期のご両親との関係や家庭の問題から負った深い傷や トラウマ、恐怖心などからきていると自覚されているのは共通していました。 (2時間の施術をしている間に、ご自身の体験をいろいろ話してくださいました。) 私の友人やかつてのお客様の中にも、似たような悩みを抱えている人が いらっしゃいました。(恋人、先生、上司などとのやり取りが発端となり、 鬱病、パニック障害、強迫神経症などが発症し、過去体験のフラッシュバック による心理的・身体的反応に長い間苦しんでいました。) そして、私自身にも大小さまざまありました。 やはり幼少期の家庭環境の影響があったと思います。 私の場合は病名が付くほどではなく軽度でしたが、 ほんとうの気持ちに蓋をしたり、ここぞという場面での逃避癖がありました。 根本にあるのは、迷惑をかけることへの心配や不安感、失敗し失うことへの 怖れでした。 幸い現在は回避術も見出し、体験したことは災難ではなく学びのための ギフトだったと思えるほどポジティブかつ客観的に捉えられています。 出来事、関係性、人の心模様などへの解釈や捉え方は、 苦い体験があった時こそ深い洞察と内観が必要になりますので。 その一つ一つ乗り越えていくプロセスは、とても大きな生き力を 与えてくれたように思います。 けれども、私は今だからそう言えるのであって、 渦中にいらっしゃる方にとって、前向きに考えるのは そう簡単なことではないのもよく分かります。 そこで、お客様とのやり取りや私の体験を語りながら、 今までトライ&エラーを繰り返した先に見出した対策を お伝えできればと思います🗝 少しでも過去の重しが取り除かれ、 軽やかに先に進めるためのキッカケなったら嬉しいです まずは、お客様Aさんとのやり取りから☟ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◇お客さまのエピソード◇ 初めて施術を受けにいらしたAさんは、施術中に足の指先や足首が ピーンと伸びていて、力が入っているのがはっきりと分かりました。 「力抜いて楽にされてくださいね。」とお伝えしても、「分かりました。」 と仰るのだけれど一向に力が抜けず。話しているうちに少しだけ 脱力されました。 Aさんが仰るには、「どう力を抜いていいのか分からないんです。」と。 肩も上がっていて、腕や手の指先にも力が入っているのが分かりました。 話しているうちに、幼少期からの癖なのだと仰いました。 幼少期、お母様がとても厳しかったそうで、甘えたり抱っこをねだったり、 もたれ掛かったりも出来なかったそうです。そうしようものなら、ピシャリと 叱られたのだそう。常に自分の態度や行動を見張られているような気がして、 無意識に身体が緊張していたようです。 なので、親しい友人や恋人にもうまく甘えられなかったり、 マッサージなどでリラックスできるかなと思って行くと、 逆に委ねられず気も遣い、身体に力が入った状態で揉まれるので 筋肉痛になったり、翌日どっと疲れが出てしまったりで悪循環だったとか。 私のところには、ブログを読んで共感するものがあり、 思いきって連絡をしてくださったとのことでした。 次の施術予約が入っていたので、時間内でお互い語りきれず、 翌日メールでやり取りをさせて頂きました。 Aさんは、施術中に私が言った 「老廃物や乳酸は溜まるもの。疲労物質だからといって疎ましく 思わなくても、「おつかれさま~」って流していけばいいんです。それが循環。」 というフレーズが響いたと仰いました。 以下、メールでのやり取りです📤 疲労物質は日々頭も身体も使って頑張っているからこそ、 生きているからこそ分泌されるもの。 そして防衛本能から身体が危機を感じて出しているもの。 いわば身体からのサインで生きている証ですよね。 過去のトラウマや恐怖体験などからくるフラッシュバックも、 疎ましいものとして不安や恐怖心から向き合うんじゃなくて、 「おつかれさま~」って気楽な気持ちで一つずつ重しを外してみてはどうですか? 留まってもいいけど、その防衛本能や回避術は過去体験に適応されたもので、 今は必要ないから発動しなくていいんだよって。発揮できないよ、って 身体に教えてあげてください。 そのくらい一旦受け入れて執着しなくなれば、 現実の反応として表面化しなくなってくるのではないかと感じ、 そうお伝えしました。 けれども、Aさんは「頭ではよく分かるのですが、 身体と記憶の関係性が密すぎて・・・ そう簡単じゃないかもしれません。私の身体は過去に生きています。 過去の体験が身体にとっての現実なんです。」と。 (後日、Aさんから「肩の荷が下りて心が軽くなってきました」と、 連絡いただきました。 そのやり取りを他のお二方にもシェアさせて頂きました。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◇tamayulaの体験談◇ 私にも、頭と身体と心がバラバラに分離している時期があったので、 Aさんの仰ることが良く分かりました。 例えば、一度辛い経験をしたある場所に、再び行こうと決めた時、 頭ではもう大丈夫だと分かっている、心でも行きたいと願っている、 ところが支度して向かっている間に記憶が薄れ、気付いたら帰宅していた という経験もあります。 身体の強烈な拒否反応から頭が真っ白になってしまい、 足がすくんでUターンしていたのです 過去体験を思い出していたら、胃が猛烈に痛くなって車内で 気絶したこともありました。 私は比較的メンタルが強い方なので、心が傷ついていることに鈍感です。 身体が悲鳴を上げることで限界値を知ることになる、、 ということが過去に度々ありまして…。 ほんとうの気持ちに蓋をしカラ元気を横行している間、身体はサインを 送り続けていました。その身体の声も無視してやり過ごしていた結果、 身体が警報に近い赤信号を出してきたのです。 そこまで無自覚できてしまうと、なかなか回復するのに時間が掛かります。 さまざまな症状が次々に出てきました。身体に掛かるストレス、負荷は 相当のものだったのでしょう。 私は元気、私は大丈夫って思っていたので、こんなことってあるのかと、、 ショックでした その後、起こったことは過去のことで、 シチュエーションも私自身も様変わりしているし、 同じことが起きるとは思えない。 もしそうなったら、気にするあまりに自分が引き起こしているだけだから、 繰り返しマインドセットして過去の記憶を爆破して扉を蹴破ってでも行ってみせる くらいの気持ちを持ったらいくらか楽になりました。(これは荒療治です) 気負いが大きすぎて逆に体調を崩すこともあるので、 その辺はさじ加減が大切です。 そして、私にとって頭と身体と心の希望が一致しているか、 日々「今にフォーカス」し、「自己統一する」ための内観は習慣となりました。 本当にこれやりたい?無理してない?心地よさ感じてる? もう一人の自分が、小まめに私に問いかけるようになりました。 少しずつ無理をしなくなってきた(自分に正直になってきた)ある時期、 私が願ったことを遠ざけたり逆にこじれたりしてきたのは、 心の奥にある「寂しさ」をはぐらかすために、無意識に発する言動や行動が 招いていたんじゃないかと気付きました。 いくつかの偶然起こった出来事によって、さらなる内観・深堀をしたことで その気付きを得ました。 「ほんとうの気持ちを言えない」ことは、まさしくはぐらかし行動の一つでもあり。 ただ、寂しさを覆い隠すための武装行動であったと。 それに気付いたとき、ひとりでに涙が溢れました やっと気付いてくれたという私の魂の悦びの涙だったように思います。 幼少期に家庭が壊れたことや放任されてたことで、 「寂しさ」というものが根付いてしまったのかもしれないけれど、 それを発露することを極端に避けてきたのは私の気質の影響もあったのでしょう。 奥の方に押し込まれて蓋をされていたから中々表に出てこれず、 いつしか「寂しさ」はひねくれた気丈さとなって存在表明をしていく術を 身に着けていったのです。 今まで蔑ろにしていた「寂しさ」を、 まるごと私が受け止めて癒していこうと思いました。 とことん自分を愛していこうとつとめました。 おかげで、現在は私史上いちばん脱力していて楽ちんです。 まだ「寂しい」って外に向けて表現するのはハードルが高いけれど、 多少ワガママかなと思えても、罪悪感なく出していけたらいいな~ なんて思っています。 そう思えたことで、ずいぶんガマンさせ耐え忍んできた私の魂が 水を得た魚のようにピチピチ喜んでいるのが分かるんです そんなこんなで、自分が自分を満たしてあげられていることで、 頭と身体と心の統合が進み、心配や不安感からの逃避癖は解消されました。 そして、少しずつ周囲に自分の弱みを見せたり頼ったり、 普段あまり表に出ることのない気持ちを SNSの散文や日記の中でたま~に吐露することによって、 私の中の陰陽のバランスが取れてきました。 カッコつけることもポジティブに寄りすぎて無理をすることも なくなってからは、人間関係にまったく気負いがなくなりました。 今までも割と「いつもオープンですね」「ナチュラルなので話しやすい」 などお客様や友人たちから言われることがよくあり、外からはそういう印象を 持たれていたようですが、私の中では一抹の違和感があったのです。 その違和感が外れ、対外的なものと内面的なものが合致している安定感を 今は感じられています。自分が自分に納得できている、という感覚です。 「寂しさ」を決して感じなくなったわけではありません。 「寂しさ」も一緒に抱き合わせて「自己肯定」できるようになったことで 有りのままの私を差し出せるようになった、ということです。 大切な人と心を通わせたいという欲求はいつもどこかにあって、時にぽっかり 浮かび上がってくることはあっても、それは人間である以上自然に湧きおこる 感情だもんねって、ナチュラルに受け止めるようになったので、 例え寂しさを感じても健康的な想定内の浮き沈みにとどまっています(笑) 私はこんな風に、過去ではなく今にフォーカスするための気付きが、 様々な体験によってもたらされたのでラッキーだったのかもしれないですが、、 でも、本気で変わりたいと思っている人の元にチャンスとなるような体験 (たとえ苦い体験でもそこに気付きを見るか、悲観や不安を見るかは雲泥の差)や 示唆に飛んだメッセージがやってくるはずなので、 諦めずにサインを探す楽しみを見出していきましょうね ◇具体的なワーク◇ マインドセットが中々難しい時用に思いついたのは、身体を動かすことです。 ついつい考え事をしてしまう時、だいたい意識は「過去」にありますね。 「未来」への妄想という場合もありますが。 「今」に意識がある時が、人間がもっとも幸福な状態だといいます。 ジョギングなどの無酸素運動で息が上がっていくと、 思考が働かず身体に意識が向きます。心音に集中すると落ち着きますよ。 ストレッチなども、関節が伸びていくとじわ~っと気持ちよくなり 頭が空っぽになります。 ただ、考え事をいちばんしやすいのは、身体の動きが少ない時ですよね。 入浴中、電車やバスの移動中、就寝前など。 そこで、そんな時に過去体験のフラッシュバックを回避するためのワークを 思いつきました。とても単純で簡単なワークです。 目に入ったものを順番に言っていくだけ。 電車内だったら例えば、「目の前に緑の服を着た夫人が立っている。 向かいの座席にメガネのお爺さんが座っている。」など。 家の中だったら「机の上に携帯とボックスティッシュとコーヒーカップがある。」 etc.... 私たちは過去に囚われているとき、目に映るものが視界に入っていても 認識していませんよね。見えているのは過去の幻影です。 肉体は今ここにあるのに意識が遠くに行ってしまっていては自己統合できておらず、 その分離現象はかなりのストレスになります。 見えたものを淡々と言葉にしていくだけで、 スイッチが瞬間切り替わり今にコミットできるようになるので、 ぜひお試しください ◇応用編◇ 応用編としては、記憶の産物をアートや何か表現に昇華する方法もあります。 体験をモチーフに絵を描いたり物語を作ったりなど。 私は文章化すると大概スッキリできます。 文章化は実態のよく分からないモヤモヤが整理されて明確になると 思われがちだけれど、私の場合は散漫でもぶわっと書き出すことで、 言葉にまだきちんと出来ない感情の渦を受け止める行為に近いです。 出して認めてあげることで安心するし満たされます。 結果的に、書き出して存在を認められた瞬間洗い流されることもあるので、 禊の文章化でもあります。 長くなりましたが、過去に囚われず、たとえ囚われそうになっても 怖がらずに楽しく回避しながら今を味わいつくしましょうね。 何度でもリセット、リスタートできますから♪ いつだって今が旬ですよ🌰🍄
by tamayula-foot
| 2021-09-25 19:38
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