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3月1日と2日と秋田で大きなイベントを主宰していたので、
2月はバタバタしておりました。 報告したいことが山ほどあるのですが、まずはコチラを優先します↓ □ □ □ ようやく『遺言~原発さえなければ』を観てきました。 友人の野田雅也さんが、ジャーナリスト仲間の豊田直巳さんと 共同監督し、原発事故から3年間記録し続けた福島のドキュメンタリーです。 よくある取材人の、被害者に対するかしこまったり遠慮がちな空気が そこには全くなくて、原発事故にあって土地や職や家族を奪われた 人たちのストレートな想いが、まるで目の前で話を聞いているみたいに ダイレクトに伝わってきました。居酒屋で一緒に飲みながら寄り添って 聞いてるような感じで、観終わった後、聞かせてくれてありがとう!と 言いたくなった。野田さんと豊田さんが、村民たちとどんな関係性を築いて きたかが分かりますね。 日本で起こった、世界にも類を見ない規模の原発事故によって、現地の 人々に何が起こったのか、3年間の消せない記憶をぜひ確認しに行って 欲しいです。この映画の舞台は、たまたま事故の際の風向きと雨によって 強い汚染地域になってしまった、原発から30キロの飯舘村です。 いつなんどき誰が被災者になるか分からない原発というものを保有している 国に住んでいるのだということ。その自覚を一人一人が本気で持たなければ、 この国はいつまでも目に見えない恐怖や不安から逃げられないでしょう。 冒頭からこみ上げてくるものがあってこらえ切れなかったけれど、彼らが 気の毒だとか可哀想だということよりも、もっと根源的なものを揺さぶられた 感じでした。幼い頃から親しんできた土地が汚染され、そこを離れなくては ならない、しかもいつ戻れるかわからないってどれほどの事なのか、私の 想像に及びません。しかも、酪農や農業を生業としてきた人たちは、長年 築いてきた生きる術を一瞬で奪われてしまうのだから。飯舘村の方たちが 言っていた、「目に見えない戦場にいるみたい」「見えない敵と戦っている感じ」 という言葉が強烈に刺さり身震いしました。 ニュースでは避難した人たちは数字で表されるけど、この映画に取り上げ られた人たちの身に起こったような凄まじいドラマが、その人数分だけある のだということを忘れないでいたいです。 そして、逃げる選択肢も与えられない動物たちや木々や草花、土地そのものを 考えたら、人間は一体何てことをしてしまったのかと・・・国や東電の、現地を 見ないで遠い所から「除染」だとか「避難」という発令を出してやり過ごす態度には やるせなさで一杯です。あまりに身勝手すぎる。どんなに想像しても追いつかない けど、この悔しさは、自分の身に起こったこととして決して忘れまいと思いました。 でも、この映画のすごいのは、それでも生きるって何て素晴らしいのだろうと 思えるところ。微笑ましく可笑しくもあり、たくさん笑わせてもらいました。 もしかしたら、それが人間なんだなあと、上映後に監督たちや関係者と飲みに 行き、いろいろ話していて思いました。なぜかちょっと下ネタ交じりの生命力溢れる ディープな話で盛り上がり、紹興酒いっぱい飲んで気持ちよく酔っ払いました。 土壇場こそ、生きようとする底力が沸いてくるのかな。そして人間力が濃縮される のかも。被害者の彼らが輝いて見えた理由が分かった気がします。 私もまっとうに力強く生きるぞー!! 公開前は、3時間45分もあるし当日券は3000円と映画にしては高いので、 一日10人入ってくれたらいいなあと話していたそうです。それが今や、連日 長蛇の列で入れない人が続出しているほど。すごい反響! 画面からビシビシ伝わる監督たちと村民たちの想いが、観客にちゃんと伝わり 伝播していったのだと思います。この勢いで海外まで広まれ広まれ~! まぎれもなく、私たちは同じ地球を棲家とする仲間なのだから。 追加上映も次々に決まっているので、こちらのサイトをチェックしてくださいね! http://yuigon-fukushima.com/
by tamayula-foot
| 2014-03-16 12:33
| *art/live/film鑑賞
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